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30代のおじさんが時事や映画、サッカーなどを気ままに書き連ねていきます。

引いてくるオーストラリアに日本はどう対峙する?

普通に考えれば、オーストラリアは守備的に来る

オーストラリアの立場からこの2連戦を考えれば,勝利が必要なのはホームのタイ戦で 日本戦は無理をせず負けなければいいと考えるのが普通だろう。 確かにオーストラリアは以前のイメージとは違い、ショートパスを多用する攻撃的なチームである。 しかし、予選も最終盤を迎え、1戦の重みが増している状況下で、敢えてリスクを冒す必要性は全くない。 従って、オーストラリアは3-4-2-1のフォーメンションで無難に引いて、カウンター狙いで試合に臨んでくる 可能性が高いと私は考える。

最も苦手な「引いてくる相手」

3バックで引いてくるということは、実質的にオーストラリアは5バックで守るということになる。 ハリルホジッチ体制の日本代表が最も苦手としているのは、「引いてくる相手」である。 格下の相手に引かれて、四苦八苦してしまうのに、日本と同等もしくはそれ以上のオーストラリアに5バックを敷かれ、 引かれてしまっては手も足も出ないことは容易に想像がつく。日本にとっては非常に頭の痛い事態である。

日本は「あと一つ負けられる」からこその攻撃的スタメン

だがしかし、日本もこのオーストラリア戦で必ず勝たなければならないということではない。以前のブログにも書いたが サウジアラビア戦に勝てばいいのである。つまり、「あと一つ負けられる」という観点から考えれば、超攻撃的に 戦うという選択肢もあり得る。予想されるスタメンは4-2-1-3でバックは右から酒井宏、吉田、昌司、長友、ボランチに 山口、長谷部、トップ下に香川、トップは右から久保、大迫、原口。これを4-1-2-3にしてアンカーに長谷部、インサイドハーフに 香川、柴崎、トップは左の原口に代えて乾。

「あと一つ負けられる」アドバンテージをフルに

守備に不安はあるが、負けてもやむなしの覚悟で攻撃的なスタメンを選ぶことぐらいしか5バックで来た際のオーストラリアを倒す術は 現時点では見当たらない。仮に相手が攻撃的に、攻めてきてくれれば、日本にとっては御の字であるが、それは上記の理由で考えづらい。 とにかく「あと一つ負けられる」というアドバンテージを存分に発揮して戦って欲しい。